AIで楽曲を楽器やボーカルに分離する
[彼女自慢]
観月はすごくすばらしい。だから好きなのか、それとも逆なのか。
観月とするキスは甘い。
他の女とするのもそれなりにいいんだけど、なんか違う。
やっぱ、甘い。
あと、ぜんっぜん気持ちいい。
向こうがどう思ってるかなんて見てれりゃわかるし。
「んっ・・・赤澤ぁ」
女っぽいわけじゃないけど、観月のとろとろに溶けた声。
わざとらしくなく、官能的というわけでもないけど、感じてるんだなって声。
「もう一回だけ。」
だけじゃないけど一応いっておく。
駄目だと静止する観月も気にしないでオレはキスを降らせた。
腕力は俺のほうが勝ってるし、身長もオレのほうが高いし。
だから押さえ込むのは案外簡単。
観月は一見完璧そうだけど詰めが甘いから。ま、そんな所もすばらしい。
鬼ごっことか、かくれんぼとかそんなのと同じ感覚のキスで。
「観月って・・・あまい。」
「それはどういう意味で?」
キスの雨を止ませてからオレが聞く。
んふって観月は笑いながらオレの鼻頭に唇を掠める。
品のいいシンプルな観月のシングルベットも男二人でいるとなんかアレだ。
甘い甘い観月の唇は鼻に当たっても甘かった。
重たい甘さではなくて、もっとスッキリするような。
「まんまだろ。」
拗ねたようにオレが返すと少し困ったような顔をし観月は言った。
「色々ありますよ。」
オレは観月のこの笑顔が一番好きだ。
なんか、全部ゆするみたいな、笑顔。
「・・・・体とか、声とか。」
すっげ甘い。
本当にそう思ったのに観月はキョトンとして、その後声を上げて笑った。
馬鹿にされたみてぇでムカツク。
「怒らないで下さい。」
「真剣に言ったのに笑いやがって・・・っ」
「だって赤澤がバカだから。」
「・・・・・・・・・・わっけわかんねぇ。」
「いいですよ、わからなくて。」
僕だけが知ってるんだからと勝ち誇るように笑われた。
それがまとちょっとムカツいたから思いっきり抱きしめて肩を強く吸う。
「んっ・・・ちょっと痛いって。跡・・・つけるんですか?」
徐々に血のように赤くなる跡の確認したらすこしは怒りも収まって。
「観月もつけろよ。」
ちょっと我がままを言ってみる。
いや、返事はなんとなく、
「・・・しません。」
なんとなく、そんな気はしたけど。
くすりと観月は綺麗に笑って唇を重ねた。
キスより甘いのは君の全てです。
神様、僕の大切なこの人は誰よりも甘いのです。
END
